戦後80年で、戦争について考える
今年は、戦後80年ということで、ネットやテレビで様々な特集が組まれ、多くの人の目に止まる機会が増えている。私自身は、 元海軍少佐の進藤三郎氏の記事 と、 投書階級 の話、そしてNHKの シュミレーション が、特に心に残った。 進藤氏の話の中で、印象的だったのは、「日本人がつく...
過剰自己観察という病 「こころの時代 ヴィクトールフランクル」から
こころの時代より フランクルは、強制収容所から生還したのち、精神科医として働き始めた。 その中で、戦後から、先進国では、多くの若者が新たな心の病を抱えるようになったことに気づいた。それが、生きる意味の喪失感や空虚感だったという。戦争が終わり、状況的には、集団主義から個人主義にな...
『忘れられた日本人』(宮本常一)を読んで
NHKの「100分で名著」は本当に面白いですね。で、そこで紹介された『忘れられた日本人』。これは、現代日本人に必読の書です。 この中で私が特に印象に残ったことを3つ書きます。一つは、昔の村の制度について、二つ目は、庶民の生活・信仰について、三つ目は、男女の関係についてです...
英語教師に絶対読んで欲しい本『英語の教室で出来ること」
学習指導要領作成に関わる先生や、第二言語習得専門の先生方のとても興味深いプレゼンが楽しめます。また、その後の質疑応答も面白いです。英語教師の先生は必読でしょう。 私が個人的に響いたことが2つあります。1つは、横浜国立大の尾島先生のお話でした。尾島先生が話しておられたのは、...
教師に絶対読んでほしいシリーズ『伝説の授業採集』
教師は「授業」という言葉に敏感である。ということで、Amazonで本を検索していて見つけたのがこの本でした。予想以上に面白く学びが多かったのでここに共有します。ぜひ購入して読んでみてください! 著者は電通のコピーライターの方です。著者曰く、面白い授業の共通項として、3つのポ...
英語教師に絶対読んで欲しい本『ヤマ場をおさえる単元設計と評価課題・評価問題 中学校英語』
今回は久しぶりに私の専門である中学校英語の本から、最新のおすすめ本です。現場では新しい指導要領になって、特に評価に関していろいろ戸惑うところがあったと思います。この本では具体的な評価の仕方の例を豊富に示してくれています。以下、私の気に入ったところです。 ・p24の筆者の評価に...
教師におすすめな本『ルポ 誰が国語力を殺すのか』石井光太
最近、私の学校では英語ばかり重視するので、それに違和感を感じて手に取ったのが、本日の紹介する本です。いうまでもなく、外国語力が母語での国語力を超えることはありません。かつては地域や家庭の中での豊かな人間関係の中で自然と培われてきた日本語力。日本人が日本語を扱えるのはあまりにも...
英語教師に絶対読んで欲しい本『ChatGPT翻訳術』
初めまして。英語学習の黒船ことChatGPTに関する本の紹介です。Amazonで市場売れているので購入して読んでみました。 面白いと思ったことは、ChatGPTがビジネスパーソンより優れていることは流暢性というところです。文=命題(いわれる内容)+モダリティ(場面や相手に応...
ナルコレプシーの人に絶対読んで欲しいシリーズ 『いのちの初夜』北條民雄
この本を知ったきっかけは、NHKの「100分で名著」だった。「癩病」と診断されて隔離され自由を奪われて人生を終えざるをえなかった人々の苦悩がまざまざと描かれている。「病人がもつ絶望感、苦しみが書かれているので、同じように、いかなる病に苦しむものによっても共感できるものが多いだ...
英語教師に絶対読んで欲しい本『Educated』(TARA WESTOVER)
モルモン教徒で、偏狂的な考えをもった父親とその家族のもとで育った著者が、当時は自分にとって全てを意味した世界を回顧し、事実の記録を記している。そのあまりの壮絶さに、「事実は小説より奇なり」という言葉が思い浮かんだ。心の機微の表現が上手で、英語中級レベルの私にとっても理解できた。...
教師に絶対読んで欲しいシリーズ 『複雑化の教育論』(内田樹著)
教員であるならたくさん本を読みましょう。 ということで今日紹介するのは、内田樹先生の『複雑化の教育論』です。 この本はもちろん名前の通り、教育に関することが書かれているのだが、何がいいかというと、内田先生独自の視点が満載であることだ。最近の本は、情報過多のために、どこかで...
教師に絶対読んで欲しいシリーズ 『失敗の科学』(マシューサイド著)
最近はアマゾンのレビュー数を頼りに読む本を決めています。 今日は、そのやり方で選んだ本の中に当たりがあったので、ここで共有しておきます。 『失敗の科学』は、イギリスでコメンテーターやコラムニストをこなすマシューサイドさんに書かれた本です。この本は、あらゆる職種に就く全ての...
MIcrosoft TeamsのReading Progress で中学校の授業に革命的な変化を起こせるかも
みなさん、こんにちは。公立中学校で英語教員をしているマサです。 本日は、つい先日リリースされたMicrosoft TeamsのReading Progress(リーディングプログレス)についての紹介です。こちらが詳しい公式?の 紹介動画 になっています。 この機能を使うと、中...
英語教師に絶対読んで欲しい本『ことばと文化』(鈴木孝夫著)
雑誌英語教育の中で本書のことが書かれていたので、早速図書館で借りて読みました。それほど分厚くないので、数時間で読める量です。しかし内容はとっても深く、示唆に富んだものです。英語教師は言語に加えて英語圏の文化についても話せるといいでしょう。そこでこの本がとっておきのネタ本になり...
教師に絶対読んで欲しいシリーズ 『人を動かす』(デールカーネギー著)
どうやって同僚の協力を得ようか、どうやって生徒にいい行動を促そうか。中学校教員であるならいつも考えていることでしょう。そこでその基本中の基本を学ぶのに、この普及のベストセラー『人を動かす』のパート4、人を変える9原則を読んでみましょう。 ① まずほめる ② 遠回しに注意を与え...
教師に絶対読んで欲しいシリーズ 『死に至る病~あなたを蝕む愛着障害の脅威~ 』
リストカットをしてしまう生徒にどう対応すべきか考える中で、偶然『死に至る病~あなたを蝕む愛着障害の脅威』を手に取った。そして読みながら、本書がまさに自分が求めていたものだということに気づいた。著者の岡田尊司先生は、精神科医で、現場で困難な課題を抱える若者らに向き合ってきた方で...
公立中学校教師の仕事を最もリアルにちゃんと描いている本ならこれ。
これから教職に就こうか迷っている人、教員初任者、若手にまず読んで欲しい1冊を紹介します。 私は新卒以来教員をしていますが、「中学校教員です」というと、「大変ですね」と言われることが多いです。この仕事の大変さが世間で結構認知されてきているんだなと感じます。「やりがいがあるから...
教師に絶対読んで欲しいシリーズ『こころの深呼吸 気づきと癒しの言葉366』片柳弘史著
大変な労働環境の中で教員を続けていると、時に心が折れそうになることがあります。そんな時には本書がオススメです。著者はマザーテレサに勧められて神父になったという方です。本書は、1日1ページで366日分の言葉を聴けるようになっています。 私が最も気に入ったのは以下の言葉です。 p...
『文系の私に超わかりやすく高校数学を教えてください。』(西成活裕著)が面白い!
こんにちは、中学校英語教員のまさです。 私は中学受験の時に既にド文系を実感していましたが、一応高校の文系数学(数Aと数Ⅰ)まではこなしました。ただ数学に対するモチベーションが上がらず、結局大学受験では文系受験を選択しました。しかし実は今でも数学に真剣にとりくまなかったことを後...
教師に絶対読んでほしい本シリーズ『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である』
本屋に行くと、「自己啓発」というジャンルのコーナーがある。教師というのは生徒を導き、その成長をサポートする職業であり、気持ちを鼓舞させるような言葉が詰まった自己啓発本は、生徒への言葉かけに結構役立つ。 今日紹介するのは、中島聡さんの著書 『なぜ、あなたの仕事は終わらな...