この本を知ったきっかけは、NHKの「100分で名著」だった。「癩病」と診断されて隔離され自由を奪われて人生を終えざるをえなかった人々の苦悩がまざまざと描かれている。「病人がもつ絶望感、苦しみが書かれているので、同じように、いかなる病に苦しむものによっても共感できるものが多いだろう。生きる希望が書かれているわけではないが、これを読むことによって逆説的に、病苦を耐えている人は力を得ることができるであろう。
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