Person First Language について

  先日ある投稿サイトで、narcolepticという形容詞を使うことについて、これはPerson First Language(PFL)という観点から好ましくないと言う記述を見つけて、少し調べてみた。  英語では、形容詞を名詞の前に置くが、そうするとその形容詞の意味が必要以上に...

English ナルコレプシー

It's finally here! Phase 3 of TAK861 is starting!

Hello everyone, This is Masa, a patient of Narcolepsy. Finally, it has come. The Phase 2 clinical trial of the oral orexin receptor agonist,...

ナルコレプシー

ナルコレプシーのつらさ

 何年経っても、ナルコレプシーはきつい。発症後15年経っても、かわらない。私はあまり自分のきつさを自分から言わないように努めているが、このブログには吐露しておく。  仕事中、四六時中睡魔との闘いである。特に座り仕事は、仕事にならない。20分おきくらいにこっそり職員室を抜け出しては...

ナルコレプシー

ついに出ました!TAK861の第三相がスタートします!

みなさん、こんにちは。ナルコレプシーのまさです。 いよいよ、来ました。 経口オレキシン受容体作動薬TAK861 の治験第2相が無事終了、そして、2024年上期に第3相がスタートします。 武田HP 2021年度には、TAK-944の第2相段階で危険が発覚し、中断したTAK-994。...

English ナルコレプシー 学校教育

こころの時代「歎異抄にであう 無宗教からの扉」を見て

  私自身はクリスチャンの家庭だったので、仏教には少し疎いところがあり、興味本意でみました。以下、私がこの番組から学んだことです。 ①阿弥陀仏になったものは、元は法蔵という人間であった。彼に関する記述は、生まれは王族であったということだけ。おそらく高貴な身分であったのだろう。この...

学校教育 書評 英語教育

英語教師に絶対読んで欲しい本『英語の教室で出来ること」

  学習指導要領作成に関わる先生や、第二言語習得専門の先生方のとても興味深いプレゼンが楽しめます。また、その後の質疑応答も面白いです。英語教師の先生は必読でしょう。   私が個人的に響いたことが2つあります。1つは、横浜国立大の尾島先生のお話でした。尾島先生が話しておられたのは、...

学校教育 英語教育

「評価発問」について

 2024年1月号の『英語教育』の雑誌に、「評価発問」について新潟県立大の峯島先生が記事を書いていらっしゃって、ちょうど自分も考えていたことだったので、共有します。  私は今年度から国際バカロレア校(通称IB校)の中高一貫校(一条校)に勤務しています。そこのカリキュラムや評価方法...

学校教育 書評

教師に絶対読んでほしいシリーズ『伝説の授業採集』

  教師は「授業」という言葉に敏感である。ということで、Amazonで本を検索していて見つけたのがこの本でした。予想以上に面白く学びが多かったのでここに共有します。ぜひ購入して読んでみてください!  著者は電通のコピーライターの方です。著者曰く、面白い授業の共通項として、3つのポ...

書評 英語教育

英語教師に絶対読んで欲しい本『ヤマ場をおさえる単元設計と評価課題・評価問題 中学校英語』

  今回は久しぶりに私の専門である中学校英語の本から、最新のおすすめ本です。現場では新しい指導要領になって、特に評価に関していろいろ戸惑うところがあったと思います。この本では具体的な評価の仕方の例を豊富に示してくれています。以下、私の気に入ったところです。 ・p24の筆者の評価に...

学校教育 教員採用

あえて「概念的知識型カリキュラム」のデメリットを考えてみる。

   1. なぜ今、「概念的理解」が重視されるのか 平成29年度改訂現学習指導要領の第1章総説には、改訂の経緯として、以下のような文がある。   このような時代 にあって,学校教育には,子供たちが様々な変化に積極的に向き合い,他者と協働して課題を解決していくことや,様々な情報を見...