教師は「授業」という言葉に敏感である。ということで、Amazonで本を検索していて見つけたのがこの本でした。予想以上に面白く学びが多かったのでここに共有します。ぜひ購入して読んでみてください!
著者は電通のコピーライターの方です。著者曰く、面白い授業の共通項として、3つのポイントがあったといいます。
① ぱっと見、面白い
② そして意味がある、為になる
③ が、その出題意図ははじめには明かされない。(が気づいたら、身についている)
本書で紹介されている授業
・テーブルを拭く授業
・薔薇の花(ふりかけ)を分解する授業
・大縄跳びのチーム戦(リーダーシップの授業)
・10文字自己紹介
・人生での初体験のことを今から3時間以内にしてSNSにアップする授業
・隅田川の花火大会について、いくつかの新聞社の記事を較べる授業
・上級生対下級生の体育大会
・したいを増やす授業
・自分で使う机と椅子をつくる授業
・金城先生の言葉「学校教育の今までの形は、テストで測る、つまり覚えるが中心であったんだけど、それは否定されるものではない。考えるためには、覚えたもの、つまりデータがないとできないので、絶対必要。でも、データをやっている間に、自分もデータ化されるような感じがする。自分という存在は、決してデータではないんですよね。」
中邑先生の言葉「教育の中に、効率をもとめてはいけないという考え方が根強い。求めちゃいけないのではなく、合理化する必要はあるんです。だらだらとやっているとそれを子どもが学んでしまいますから」
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