MIcrosoft TeamsのReading Progress で中学校の授業に革命的な変化を起こせるかも

Sunday, 26 September 2021

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  みなさん、こんにちは。公立中学校で英語教員をしているマサです。

本日は、つい先日リリースされたMicrosoft TeamsのReading Progress(リーディングプログレス)についての紹介です。こちらが詳しい公式?の紹介動画になっています。

この機能を使うと、中学校の授業に革命的な変化を起こせます。

中学校の教科書の英語を完璧に音読できるというのは、個人的には中学校英語の半分ができるようになったようなものだと考えております。それほど音読は大事です。だから多くの先生が、特に中1、2年生くらいで「音読テスト」を行なっているでしょう。この音読テスト、確かに生徒の英語力向上に効果があるのですが、難点は時間がかかるということです。30人学級であれば、少なくとも1時間は使ってしまいます。そして、ひとりずつ行うので、終わってしまった生徒に無駄な時間を与えてしまいがちです。課題を与えるにも、自習では限界があります。さらに、音読テストの評価基準で公平性を保つのはなかなか難しいです。私の場合は、①暗唱しているかどうか ②時間 ③発音の正確さ(特にf,v, r, l,th)の3点で評価を出していますが、人間なので、完璧に評価できているとは断言できません。

そこで、このTeamsの新機能であるReading Progressが素晴らしい。これまでGIGA構想のもと、無理矢理(必要でもないのに)タブレットを使って授業をやってきましたが、ようやく意味のあるタブレット端末の使い方を見つけました感じがします。


これを使うとどんな変化が起こせるかというと、

① 家庭学習で音読テストができてしまう。(今まで使っていた1時間が開く!)

② ①によって音読テストの回数を格段に増やせる!

③ 生徒個人が自主的に音読に励むことができるようにる。

④ 音読テストの公正な評価が可能になる。


1つだけ改善点を挙げるとすると、生徒が自分の音読の評価ページを見れないことです。どこの単語の発音が違うかは教員しか見れません。これを生徒が自分で見れるようになると、さらに使い勝手は増えることでしょう。これからこの機能をヘビロテしていくつもりです。

やり方はとっても簡単です。


Teamsの「課題」のなかに、「添付」というのがあり、それをクリックすると、「音読みの進行状況」というのがでてきます。


この「音読みの進行状況」をクリックすると、文章のアップロード画面がでてきます。