以前紹介したFacebookの"Narcolepsy support"において、Xyremの投稿がいくつかあったので、使用している人の感想や、基本情報をここに紹介します。
Wikipediaによると、
Xyremは商品名で、正式にはSodium oxybateといいます。これにより、ナルコレプシーの2つの主な症状、すなわちカタプレキシー(脱力発作)と突発性過眠の両方に効果があります。フランスやイタリアでは、麻酔として使われたり、アルコール中毒者にも使われます。欧米では2000年頃、GHBという名でクラブドラッグや女性を無理やり眠らせる薬として、社会的な関心を集めました。2002年、アメリカ食品医薬品局(Food and Drug Administration)通称FDA(日本の厚生労働省のような役割)がナルコレプシー処方薬として承認し、2005年にはヨーロッパでも承認されています。2005年にJazz Pharmaceuticalsがアメリカでの販売権を獲得し、急激に値段を引き上げました。
アメリカでは、FDAがblack box warning薬(使い方を間違えると危険だということ)としています。特にアルコールなどと共に摂取すると、呼吸困難、発作、昏睡、死にまで至るケースがあります。摂取者の10〜20%、特に男性より女性において、吐き気や頭痛などがおこりえます。
というものらしいです。ちなみに、Jazz Pharmaceuticalsが値段を急激に引き上げたとありますが、どのくらいの値段かと言うと、2015年の時点で、$5,468.09 per 180 mL bottle (500 mg/mL)(a 10 to 15-day supply)、つまり10日から15日の量で、5千4百ドル程、これを1日換算してみれば、1日540ドル(日本円で5万4千円)にもなってしまうのです。この会社は販売特権を2024年まで持っているので、それまでにがっぽり稼ごうということでしょう。
(参考:https://allabout.co.jp/gm/gc/420032/)
アメリカ、恐るべしです。イギリスでは年間£6,500 to £13,100 per yearとあるので、日本円で大体、1日2700円から5400円の間くらいでしょうか、まあアメリカと比べれば良心的なのかもしれませんが、とても庶民には手がとどきません。もちろんこれを使用している人がみんなこんな値段を払っているわけではありません。聞いた話によると、アメリカでは民間の保険に入っているか、もしくは患者支援プログラムというのがあって、それに加入していれば、まあ普通の人でも買えるらしいです。
さて、ではどのくらいの効果があるのか、それが一番の問題ですよね。私がみた感想のなかでは、LIfe changerとかLife changingとか言葉が結構目につきました。つまり、人生を変えるものだというんですね。で具体的にどう効くかということですが、アメリカ在住の日本人の方が感想を記されているのでご覧ください。(https://ameblo.jp/narcogirl/entry-12356157360.html)
彼女によると、夜に2回飲むらしいんですが、飲むとそのあとまさにバターンと倒れて眠り込んでしまうようです。夢をみないくらい意識を失ったように眠り込んでしまうんですね。つまりこれは、無理やり中枢神経を刺激して起こしているモディオダールやリタリンと違って、夜の眠りを深くするという方でしょうか。それ自体はナルコ患者にとってとてもありがたいですよね。ただ彼女はしばらく続けていましたが、そのうちそれがないと昼寝もできなくなって、吐き気なども感じて1年でやめてしまったらしいです。アメリカ人のある方は量を調節したらよくなったというレビューもあったので、もしかしたら量を調節すればいいのかもしれませんね。しかしながら、私としてはなんかちょっと恐ろしい薬だなと思ったのが正直な感想です。実際、服用して亡くなった方もいるなどから、日本では今現在(2019年)認められていません。みなさんはどう思いますか。コメントなどお待ちしてます。
Wikipediaによると、
Xyremは商品名で、正式にはSodium oxybateといいます。これにより、ナルコレプシーの2つの主な症状、すなわちカタプレキシー(脱力発作)と突発性過眠の両方に効果があります。フランスやイタリアでは、麻酔として使われたり、アルコール中毒者にも使われます。欧米では2000年頃、GHBという名でクラブドラッグや女性を無理やり眠らせる薬として、社会的な関心を集めました。2002年、アメリカ食品医薬品局(Food and Drug Administration)通称FDA(日本の厚生労働省のような役割)がナルコレプシー処方薬として承認し、2005年にはヨーロッパでも承認されています。2005年にJazz Pharmaceuticalsがアメリカでの販売権を獲得し、急激に値段を引き上げました。
アメリカでは、FDAがblack box warning薬(使い方を間違えると危険だということ)としています。特にアルコールなどと共に摂取すると、呼吸困難、発作、昏睡、死にまで至るケースがあります。摂取者の10〜20%、特に男性より女性において、吐き気や頭痛などがおこりえます。
というものらしいです。ちなみに、Jazz Pharmaceuticalsが値段を急激に引き上げたとありますが、どのくらいの値段かと言うと、2015年の時点で、$5,468.09 per 180 mL bottle (500 mg/mL)(a 10 to 15-day supply)、つまり10日から15日の量で、5千4百ドル程、これを1日換算してみれば、1日540ドル(日本円で5万4千円)にもなってしまうのです。この会社は販売特権を2024年まで持っているので、それまでにがっぽり稼ごうということでしょう。
(参考:https://allabout.co.jp/gm/gc/420032/)
アメリカ、恐るべしです。イギリスでは年間£6,500 to £13,100 per yearとあるので、日本円で大体、1日2700円から5400円の間くらいでしょうか、まあアメリカと比べれば良心的なのかもしれませんが、とても庶民には手がとどきません。もちろんこれを使用している人がみんなこんな値段を払っているわけではありません。聞いた話によると、アメリカでは民間の保険に入っているか、もしくは患者支援プログラムというのがあって、それに加入していれば、まあ普通の人でも買えるらしいです。
さて、ではどのくらいの効果があるのか、それが一番の問題ですよね。私がみた感想のなかでは、LIfe changerとかLife changingとか言葉が結構目につきました。つまり、人生を変えるものだというんですね。で具体的にどう効くかということですが、アメリカ在住の日本人の方が感想を記されているのでご覧ください。(https://ameblo.jp/narcogirl/entry-12356157360.html)
彼女によると、夜に2回飲むらしいんですが、飲むとそのあとまさにバターンと倒れて眠り込んでしまうようです。夢をみないくらい意識を失ったように眠り込んでしまうんですね。つまりこれは、無理やり中枢神経を刺激して起こしているモディオダールやリタリンと違って、夜の眠りを深くするという方でしょうか。それ自体はナルコ患者にとってとてもありがたいですよね。ただ彼女はしばらく続けていましたが、そのうちそれがないと昼寝もできなくなって、吐き気なども感じて1年でやめてしまったらしいです。アメリカ人のある方は量を調節したらよくなったというレビューもあったので、もしかしたら量を調節すればいいのかもしれませんね。しかしながら、私としてはなんかちょっと恐ろしい薬だなと思ったのが正直な感想です。実際、服用して亡くなった方もいるなどから、日本では今現在(2019年)認められていません。みなさんはどう思いますか。コメントなどお待ちしてます。
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