何年経っても、ナルコレプシーはきつい。発症後15年経っても、かわらない。私はあまり自分のきつさを自分から言わないように努めているが、このブログには吐露しておく。
仕事中、四六時中睡魔との闘いである。特に座り仕事は、仕事にならない。20分おきくらいにこっそり職員室を抜け出しては更衣室のベッドに行って横になる。1分横になるだけでもだいぶ違う。職務中なので、堂々とは眠れない。
ときどき、調子のいいときもある。それで少し自信が出てきて、いろいろなことに精力的にとりくもうとする。すると、大事なところでまた居眠りをしてしまい、一気に自分への信頼がへし折られる。
何がきついかというと、自分のことを心から信頼できないことである。これはてんかんの発作をもっている人やその他発作的な症状がある病をもっている人に共通のことだと思う。これは本当にきつい。自分を信頼できなければ、他人にも信頼されない。そうやって、ナルコレプシーは患者の性格までも変えてしまうのである。
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