ナルコレプシーの人にとってなぜ仰向け寝はよくないのか

Tuesday 27 August 2019

ナルコレプシー

 以前の記事で、ナルコレプシーの人の特徴的な症状である幻覚や金縛りを緩和するために、
・うつ伏せ寝がいい
・高さの低い枕を使うのがいい

という話をしました。

 ここで考えたいのは、ではなぜうつぶせ寝で寝ると幻覚や金縛りが出にくいのかということです。まず、うつぶせ寝に関して、聖路加病院の元理事であった日野原先生がうつ伏せに関する健康睡眠法をまとめています。(まだ私は読んでいないのですが(^_^;))


 こんな記事も見つけました。
 https://www.news-postseven.com/archives/20100930_354.html

  さて、よくよく考えてみれば、そもそも四つ足の動物というのは多くはうつぶせ寝にねていますよね。犬も猫も馬も牛もうつぶせ寝がほとんどです。仰向けに寝ているのって、私の知る限り人間くらいでしょうか。

 ここからは私の考えですが、なぜうつ伏せがいいのか、それは1つは腹あるいは心臓が地面に触れているというのはとても安心な気持ちを生み出してくれるから、もう1つは首の血流が仰向け+枕よりよくなるからではないでしょうか。

 安眠のために交感神経と副交感神経の切り替わりが大事であると言われますが、腹を地面につけて安心することによって、副交感神経が優位になり、よりよく眠ることができるようになるのではないでしょうか。
  
 また、うつ伏せで低い枕で寝ると、首が曲がらなくてすむというのも大きな要因だと私は考えています。というのは、仰向けで高い枕で寝ると、首が折れ曲り、それによって血流が悪くなる気がするのです。

 私は、悪夢で起きるとき、大体なぜか頭が「かーっ」と熱い状態、いわば鬱血したような状態になっていることが多いです。それは首のところで血流が悪くなり、血液が頭に回っていっていないのではないかと思っています。また、呼吸が大きく関わっていると考えています。呼吸のことはまたこれ以降の記事で書いていきたいと思います。


あくまでも個人的な意見です。みなさんの意見も教えていただけるとうれしいです。