ナルコレプシー対策グッズ①

Saturday, 17 August 2019

ナルコレプシー

 小手先の対処ではとてもその眠さを和らげることはできません。なにせ「丸3日間睡眠をとらずに過ごした後に難しい数学の問題に取り組んでいる」状態に相当するのです。私は眠さが襲ってきたら、ひたすらあくびが止まらず、もう普通に起きていることができません。つまりその眠りが襲ってきたらもう終わりなわけです。そこで、大事になってくるのは、極力眠くならないように生活習慣を整えることです。詳しいことは別のページで述べますが、とにかくこのことが一番大事であることを頭に入れておいでください。
まず初めに申し上げておかなくてはいけないのは、ナルコレプシーであるかぎり(人によって程度の差はあると思いますが)

 だからここで紹介するのは、はっきりいっていわば気休めの対処グッズです。私が高校生で発症して10年以上経ちましたが、その中で生活向上に役立っている商品を紹介します。


① タイガーバーム

これは実はつい最近私がはまっているものです。タイガーバームとは、いわゆる軟膏のことです。シンガポール土産として定番になっていますね。日本では販売権の関係で数年間販売停止されていたようですが、2019年の夏より販売が再開されたようです。私も即こないだ購入しました。この薬、昔からの秘伝の製法で作られているということです。

1870年代に薬草商人・胡子欽によって、ビルマラングーンで発明され、彼の死の床(1908年)で、息子の胡文虎と胡文豹に完全な製薬法が伝えられたと言われている(WIkipediaより引用)

とても刺激が強いために日本人の中には合わないという方もいるということですが、私にはその刺激の強さが合っています。

 さて、使い方ですが、私は寝る前にこれを首筋に塗り込みます。すーっとして、肩こり解消に最適です。おそらく私が肩こり解消のためには今まで使ってきたどの商品よりもいいでしょう。その大きな理由の1つは、軟膏なのでただ塗るだけ、だからです。ピップエレキバンやサロンパスなどの湿布ももちろん肩こりにはいいのでしょうが、剥がれやすく、私はそれが剥がれないようにするのに眠りが妨げられてしまうことさえあります。その点、これはそういう心配がありません。
 ちなみに、私は別に肩こりに悩んでいるというわけではありません。タイガーバームを塗ると気持ちよく眠れる気がする、ということです。




私がナルコレプシーになってつらかったこと、それは寝入りばなの生々しい夢、そして寝入ってから15分後くらいに頭が鬱血した感じになり、とても熱くなって起きてしまうことです。この頭が鬱血した感じがどうして起こるのか私にはわかりません。血液が頭にたまってしまうのか、逆に血液が頭に足りなくなっているかもわかりません。ただなんとなく感じることは、首のところが固まって血液がうまく循環できていないという感じです。だからこれはあくまで自説ですが、首の筋肉をタイガーバームによってほぐすことにより、血流がよくなり、よく眠れるようになる気がするのです。もし同じような症状の方がいらっしゃればぜひお試しください。