中途覚醒について

Sunday, 14 May 2023

ナルコレプシー

 私はナルコレプシー歴17年目である。今私がつらいのは、

①日中の仕事でのあくび発作 

②夜中の中途覚醒 (英語では"Sleep maintenance insomnia"というらしい)

である。①は以前も話したことがあるので、②について。

 ナルコレプシーは、歳をとるとともに症状が穏やかになるという人もいるらしいが、私はそれに当てはまらない。確かに、症状が起こることに慣れ(決して眠気には慣れない。)、それに対する臨時対応のようなものが身につくのかもしれないが、私自身は、発症当時と今とどちらがあくび発作が強いかと言われても変わらないと思う。あくび発作と同様に発症当時からの悩みは中途覚醒である。今でも1時間〜3時間に1回は目が覚めるようになっている。


中途覚醒について調べたら、ひつじさんのブログに、興味深い内容がありました。

バージニア工科大学 歴史学者 Roger E. Kirk 教授によれば、産業革命以前は、西欧では、3時間ごとに中途覚醒を挟んでいたということです。現代の6〜8時間くらいスッキリ寝るというのは、人類が最近になって取得した力だというのです。


 私は現在、小林製薬の「ナイトミン」というのを使っている。これにはクロセチンという成分が入っていて、これが中途覚醒に効くとされているらしい。4ヶ月程使っているが、はっきりした効果は私の場合実感できない。今後は漢方を試そうと思っている。その結果はまた書きます。