昨今、東洋医学の知見を、西洋医学からの視点から捉え直す研究が多く進められているらしい。Google Scholarで検索すると、昭和大学の砂川教授の鍼治療はオレキシンならびオキシトシンの分泌をコントロールできるか?、のような論文が見られる。ナルコレプシー患者に対してはわからないが、東洋医学に藁をもすがる思いで、私は人生で3回目の鍼灸治療を試みた。
まず、鍼治療について、多くの人が及び腰になるのは
①なんといっても金銭的な負担が大きい。大体1回5000円以上ではなかろうか
②何回通えば治るのかがわからない。これは恐ろしいことである。
③鍼師の力がピンキリであり、それを図る指標は、クチコミだけである。
こんなところか。私の場合は幸運なことに、長年の知り合いからの紹介である程度信頼できる、5000円というまあ良心的な値段、そして、その鍼師から「3ヶ月くらい毎週通えば変わる」と期間を示されたことから、決意した。3ヶ月ということは、5000円×12回で6万だ。毎月、ナルコレプシーのためにモディオダールと睡眠サプリを合わせて3万ほどかけている現状からすれば、まあ、高くはない。もしそれで奇跡が起これば全く高くはない。数千年の歴史を誇る中国鍼にかけてみようと思った。
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