公立中学校サッカー部顧問の試行錯誤② 岡田メソッドが目から鱗。早速使わせていただきます。

Monday 27 July 2020

その他

 私は今年から中学校のサッカー部の顧問を任されたマサです。

 多少は経験があるものの、指導などほぼしたことなくどうしようかと藁をもすがる思いで本屋で見つけたのが、あの元日本代表監督で現在今治で活動されている岡田さんの著書『岡田メソッド』です。その副題が、「自立する選手、自律する組織をつくる16歳までのサッカー指導体系」とあり、グッと惹かれました。なぜ惹かれたかといえば、

・学校の部活動とは「自主的、自発的活動」であること
・一方でただ自主性に任せていれば、生徒が考えることなく、ただの遊びになりかねないこと
・自分もサッカーを今までやってきた経験はあるが、1から教えられたことはなく、何気ない練習の中で徐々にみに付けていったため、どう指導していいか悩んでいた

 からです。

 このメソッドのすごいところは、今までなんとなく共有されてきたサッカー言語が、中学生でも理解できるような明瞭な言葉で説明されているところ、そしてサッカーの原理原則を示すことで、サッカー素人の生徒にも、ちゃんとあるべきプレーを説明できることです。

 サッカーの指導を体系的に網羅するといっても、普通そう簡単にはできませんが、日本のトップ指導者の1人である岡田さんらがバルサの指導法を基に4年もかけて作成したということもあって、とてもわかりやすく整理整頓されています。

 さらに、スポーツナビアプリに登録すれば、

  「岡田メソッド」U-14トレーニング映像100分 岡田武史が自ら解説」

 という映像が見られることがわかりました。これがまたわかりやすい。無料とは信じられません。指導者なら、ぜひ一度見ることをお勧めします。(私はモグリではありません。本当によかっただけです)