ナルコレプシーかと思ったら、これを参考に。ナルコレプシーの見分け方

Saturday, 24 August 2019

ナルコレプシー

 みなさんこんにちは。関係者の方々のおかげで最近少しずつナルコレプシーが世間に広まってきたことことから、日中の居眠りをやめられない方が、「自分はナルコレプシーではないか」と疑い始める方が多くなってきているように思います。ここでは、私自身の経験から、ナルコレプシーの見分け方を簡単に説明したいと思います。

 まず、ナルコレプシーの発症年齢は、10代から20代前半に集中しており、特に14~16歳にピークがあります。私自身は、17歳のときに発症しました。
 
 主な症状は以下の通りです。

① 日中の過剰な眠気、繰り返す居眠り、睡眠発作
② 情動脱力発作
③ 入眠時幻覚・睡眠麻痺
④ 夜間熟眠障害
⑤ 自動症
⑥ その他   (なるこ会ホームページより)


です。

 私自身の経験からすると、まず最初に明らかにおかしいと思ったのは、夜の睡眠でした。部活中に頭を強く打ってから数日後、金縛りを感じるようになりました。そして寝入りばなの幻覚がひどくなってきました。気がつくと、部屋を真っ暗にして、扉を閉めて寝ることが怖く感じるようになりました。さらに、次に意識するようになったのが脱力発作でした。私は寝るときにラジオを流していたんですが(恐怖を和らげるために)、ふと目が覚めてラジオを消そうと思った時に、手に力が入らないことに気がつくようになりました。それからある日、友達のギャグに笑おうと思ったら、身体中の力が抜けて、立っているのもきつい状態になりました。
 その辺りからなんかおかしいと思うようになり、ネットで検索してみたところ、初めは「統合失調症」や「メニエル病」であることを疑いました。ただ脱力発作が説明できないので、どうしたものかと思っていました。大学の健康診断でこのことを打ち明けたところ、お医者さんが睡眠科にいくことを進めてくださいました。そして自分がナルコレプシーという病気だとわかったのでした。

 ナルコレプシーには脱力発作が伴うものと伴わないものがあるらしいです。とにかく、少しでも自分がナルコレプシーではないかと思う方は、即刻睡眠科に行きましょう。私が最初に行った病院は、睡眠総合ケアクリニック代々木でした
(病院ホームページhttps://www.somnology.com/
都内であれば、ここが一番メジャーなのではないでしょうか。予約制で、数日待つかもしれませんが、日本有数の睡眠専門病院ですので診断は確実でしょう。