職業選択を悩むナルコレプシー患者の大学生へ

Monday, 7 May 2018

ナルコレプシー

ナルコレプシー患者の大学生ならば、多くの方は職業選択に悩んでいることだろう。
ナルコレプシーの先輩として、私からのアドバイス、それは

一番やりたいと思ったことをやった方が良い。

病気だからという理由で自分でバーを下げてはいけない。

すでに日本の素晴らしい研究者の方々が現在の薬よりずっといいものを創って下さっていて、患者が享受できるのは10年くらい先かもしれないけど、それでも先に希望がもてる。最初の5年は、大事な会議や商談で寝てしまって周りから責められ迷惑をかけ潰されそうになるかもしれない。しかし誠実に一生懸命やっていればきっと認めてもらえる。そして十年後、新薬によってあなたは自信を取り戻し、誰にも負けない素晴らしい上司になっているだろう。人生は一度きりだ。君は自分から好き好んでナルコレプシーになったわけではない。だから眠りに関して、人から文句を言われようが、気にしすぎることはない(もちろん生活習慣に気をつけるなど、自分に最大限に厳しく接していてという前提はあるよ)人は誰でも自分に与えられた能力を最大限生かすべきだ。できないことではなく、できることに注力しよう。自分の境遇に文句をいうより、相手に何かを与えられる人間になろう。