山中幸盛(鹿介)は、戦国時代、出雲の戦国大名尼子氏に仕えた武将である。後世の評価によれば暗愚であったとされる殿様の尼子氏に最後まで忠義を尽くし、大方が毛利に攻略されてもなお尼子家再興を信じて命を捧げた者である。後世になって、彼の忠義心を讃えて『三日月の影』という作品が書かれ、その中に出てくる言葉が人々の心に感動を与えたのです。それが以下の言葉です。
実はこの言葉は彼自身が言ったのではないという見方が強いのですが、いずれにせよ彼の生き方を見て、このような名言が生まれたのは事実でしょう。ここで言わんとしていることは、苦労した分だけその分人間は強くなれるという信念であります。
私はこれを読んだ時、胸をグッと疲れまれた感じがしました。そのころは自分のナルコレプシーがたまらなく嫌になり、自分が情けなく思っていたのですが、この言葉を聞いて、「私はナルコレプシーという障害が与えられたが、それによって必ず何かプラスな面があるはずだ。これを理由に自分を引っ込めて消極的になってしまうなら、私は自分に与えられた能力をいかしきれていないということになってしまう。」と思ったのであります。この言葉はきっとナルコレプシーで日々辛い状況にある人を助けるのではなかろうかと思い紹介しました。
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